ウルトラハイスピードHDMI認証ケーブルの解説

Club3D

2021年11月現在PC周辺機器市場やAV機器市場に広がっておりますHDMI 2.1認証ケーブルですが、2020年の後半よりClub 3D社も含めて認証されたHDMI 2.1ケーブルが出回り始めました。
認証ケーブルは、非認証ケーブルと比較して価格的に高額になりますが、非認証のケーブルと比較して厳しい試験をパスしていますので、圧倒的な映像品質を享受出来ます。特に高解像度の映像視聴を行う方や高フレームレートのゲームを行う方が安心して楽しむためには認証ケーブルは必須となります。
今回は、HDMI2.1仕様準拠のウルトラハイスピードHDMI認証ケーブルについて解説いたします。

ウルトラハイスピードHDMIケーブルとは?

HDMI 2.1仕様は、HDMIの最新のアップデートです。高いビデオ解像度とリフレッシュレート8K60Hzと4K120Hzを含め、および10Kまでの解像度の範囲をサポートしています。ダイナミックHDRフォーマットもサポートされており、帯域幅は最大48Gbpsまで向上しています。

48Gbpsの帯域幅をサポートするのが、新しいウルトラハイスピードHDMIケーブルです。このケーブルにより、HDRを使用した非圧縮8Kビデオなど、超高帯域幅に依存する機能が確実に提供されます。EMI(電磁干渉)が非常に低く、近くのワイヤレスデバイスとの干渉を低減します。ケーブルには下位互換性があり、HDMIデバイスの既存のインストールベースで使用できます。

HDMI2.1(ウルトラハイスピードケーブル)認証とは?

HDMI 2.1は最新の仕様であり、主要メーカーからは多くのHDMI 2.1対応製品が市場に出回っています。これらには、テレビ、オーディオ/ビデオレシーバー、サウンドバー、PCモニター、および新しいゲーム機Xbox SeriesXとSonyPS5が含まれます。ウルトラハイスピードHDMIケーブルは、最新の将来性のある唯一のケーブルであり、すべてのHDMI2.1機能を確実にサポートするように設計された厳しい仕様に準拠しています。
これらの機能には、非圧縮の8k @ 60Hz、4K @ 120Hz、および48Gbpsの帯域幅が含まれます。さらに、ダイナミックHDR、拡張オーディオリターンチャネル(eARC)、および高度なゲーム機能である可変リフレッシュレート(VRR)と自動低遅延モード(ALLM)をサポートします。ケーブルは、ワイヤレスネットワーク、ストリーミングメディアプレーヤー、Bluetoothデバイス、および携帯電話との(伝導ノイズおよび放射ノイズとの)干渉の可能性を減らすため、低EMIを保証するためにテストおよび認定される必要もあります。
ただし、このケーブルは単独ではなく、包括的なコンプライアンスおよび認証プログラムであるウルトラハイスピードHDMI®ケーブル認証プログラムの一部であり、2020年1月にHDMI Forum Inc.によって発表されました。このプログラムは必須であり、ケーブルがHDMI2.1仕様に準拠していることを確認するように設計されています。

認証プログラムの概要

すべてのウルトラハイスピードHDMIケーブルは、カテゴリ3ケーブルのHDMI 2.1コンプライアンステスト仕様(CTS)に準拠してテストおよび認定されます。HDMI 2.1仕様を開発するHDMIフォーラムメンバー企業もCTSを開発しており、仕様への準拠を保証するテストプログラムを開発する資格があるのはこの企業だけです。
ケーブルは、HDMI 2.1仕様およびCTSに準拠していることを確認するための最良の方法である、HDMIフォーラム認定テストセンター(フォーラムATC)でのみテストおよび認定されます。
各ケーブルのすべての長さをテストし、認定する必要があります。長さが異なると電気的特性と性能特性が異なり、1つの認証で複数の長さを表すことはできません。
認定されたすべてのケーブルは、HDMI LA(HDMIライセンス管理者)検証および認証プログラムに登録する必要があります。
すべてのケーブルは、各パッケージまたは販売単位にウルトラハイスピードHDMI®認証ラベルを表示する必要があります。ラベルを使用すると、HDMI Cable Certificationアプリでスキャンすることにより、消費者が各モデルを検証および認証できます。
製品監査テストを継続することで、ケーブルが製品の寿命全体にわたって仕様に準拠していることを確認できます。

ウルトラハイスピードHDMI認証ケーブルのメリット

前述の通り、ウルトラハイスピードHDMI認証ケーブルは、HDMI2.1仕様準拠の全ての機能を満たしていますので、HDMI2.1仕様準拠の機器との接続は保証されます。
2021年11月現在HDMI2.1と謳っている機器でも転送帯域が36Gbpsのゲーム機や40Gbpsの8Kテレビなどの機器が存在します。同様にHDMI 2.1仕様の先進的な機能も利用出来ない場合もあります。
これらの機器は機器に内蔵されている制御プログラムであるファームウェアを更新することによって転送帯域のアップや先進的な機能が利用できるようになります。
ここで問題となるのが低い転送帯域の時に「たまたま」動作している非認証ケーブルを使用しているときです。非認証ケーブルでは、真のHDMI2.1仕様での機器の利用ができなくなる可能性があります。
今まで正しく動作していた機器なのに、HDMI2.1仕様にアップグレードした際にシステムの動作が不安定となりますから原因特定に相当の時間を消費します。
原因特定までの時間、特定後に新たに購入しなければならない認証ケーブルと多くのコストを支払うことになるでしょう。

ウルトラハイスピードHDMI認証ケーブルを使用するメリットはHDMI2.1仕様準拠の機器をケーブル接続して使用する際にシステムを安定して動作させることができ、余計なコストを支払うことなく、映画の視聴やゲームなどに没頭できることにあります。

認証ケーブルの入手方法

ウルトラハイスピードHDMIケーブルを購入する際には、パッケージにウルトラハイスピードHDMI認証ラベルが貼付されているかご確認ください。
認証ラベルがないものは非認証ケーブルですので、HDMI2.1の全ての先進的な機能が保証されません。
認証ラベル付きのケーブルを購入後、真贋チェックを行ってください。ウルトラハイスピードHDMI認証ケーブルとして販売されているケーブルでも非認証のケーブルが存在します。
真贋チェックはスマートフォンアプリで行います。
Google Play Store、App Storeから「HDMI Cable Certification」をインストールします。
認証アプリを起動するとフレームが表示されますので、パッケージに添付されている認証ラベルをフレームの中に入るように合わせて、スキャンします。
ホログラムをスキャンしますので、明るい光がある場所でスマートフォンを傾けながらスキャンを実行してください。光が足りない場合は、正しくスキャンされない場合があります。
無事認証が終わりますと認証完了の画面が表示されます。認証完了の画面では、Brand、SKU、Type、Lengthを確認して購入された商品と同一のケーブルか照合します。
照合が不一致の場合はHDMI 2.1非認証ケーブルとなります。

以上、ウルトラハイスピードHDMI認証ケーブルについて説明しましたが、先進的な機能・性能を安心して享受出来ることが理解出来たかと思います。
Club 3D社は、ウルトラハイスピードHDMI認証ケーブルを用途に合わせて各種の長さを取り揃えておりますので、ご安心してお買い求めください。

ケーブル長アイテムコード画像購入先
1mCAC-1371
1.5mCAC-1370
2mCAC-1372
3mCAC-1373
4m ※CAC-1374
5mCAC-1375
10mCAC-1376
15mCAC-1377
20mCAC-1379

※CAC-1374は認証予定です。

関連記事