昨今のノートパソコンでは、モバイル性能を重視し、軽量化を図るために接続端子を極限まで減らしている機種が増えてきました。
このような機種は給電も映像出力もUSB Type C端子で行います。
ノートパソコンにUSB端子が1つしかなく、HDMIやDPの映像出力端子もない。
このような状況で大画面の外部モニターに映像を映して作業がしたい、または大画面のテレビに映像を映してプレゼンテーションや打合せをしたいという要望があります。
1つの解決方法としてUSB Cハブを利用し、モバイル性能を重視したノートパソコンの外部周辺機器の接続性を改善します。
Club 3D社でも様々なUSB Cハブを発売していますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
【Club 3D社のUSB Type Cポータブルハブシリーズの紹介】
ノートパソコンから映像出力だけの場合は、USB C to HDMIアダプタやUSB C to DisplayPortアダプタを使用します。
ここで問題となるのは、長時間の映像出力とデスクワークを行うとノートパソコンのバッテリーの電力不足となり、デスクワークが継続出来なくなります。
そこで、映像を出力しつつノートパソコンに給電したいという要望が出てきます。
Club 3D社ではこのような要望に応えるためにCAC-1588を製品化しました。
USB Gen2 Type-C to HDMI 8K60Hz or 4K120Hz HDR10+ with DSC1.2 with Power Delivery 3.0 Active Adapter M/F (CAC-1588)
本製品の特長は、USB CからHDMIの映像変換を最大8K60Hz または 4K120Hzで行う事が可能で、かつ給電用のUSB C端子を備えたアダプタであることです。
給電用のUSB C端子は、PD3.0に対応しており、最大100Wの給電が可能です。
本製品の特長は以下の通りです。
<製品特長>
- VESA DisplayPort v1.4 仕様に準拠
- HDMI 最大8K/60Hz または 4K120Hz仕様に準拠
- 4およびHDCP2.3サポート
- DSC v1.2a および旧バージョンへの下位互換性をサポート
- 解像度/リフレッシュレート 最大 8K/60Hz または 4k120Hzをサポート
- ダイナミック HDR10+をサポート
- 8/10/12 bit 色深度出力をサポート
- ピクセルフォーマットRGB/YCbCr4:4:4/YCbCr4:2:2/YCbCr4:2:0をサポート
- 100Watt PD充電をサポート
- PD3.0 FRS(Fast Role Swap)をサポート。PDアダプターを抜き差ししても接続されたデバイスは切断されません。
サポートされる解像度/タイミングは最大8K60Hz または 4K120Hzです。
本製品は、USBType-C 接続でDSC 1.2をサポートするGraphics Processing Units (GPU’s)での動作に特化して設計されています。
サポートするGPUsは以下の通りです。
QUADRO | RTX8000, RTX6000, RTX5000, RTX4000, RTX3000 MOBILE |
NVIDIA TURING | TITAN RTX, RTX 2080, RTX 2070, RTX 2060 |
Intel Eleven Based Gen | IceLake, Iris Plus Graphics, UHD Graphics |
【iPad対応】
USB端子が1つしかないデバイスは、ノートパソコンの他に代表的なものとしてiPadがあります。
iPadの映像出力もご要望がありますが、新しいiOSアップデートによりM1 および M2 iPadが外部ディスプレイもサポートになります。
CAC-1588を使用しますと、本アダプタのPD機能により、iPadの映像出力と充電を行う事が可能です。
ノートパソコンにUSB端子が1つしかなく、HDMIやDPの映像出力端子もない場合に、
外部ディスプレイを使用した長時間のデスクワークを可能とする本アダプタはいかがでしたでしょうか?
ご購入希望の方は下記のボタンをクリックすることにより商品ページに移動することができます。